カテゴリー:小説
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第33話:創業100年目の門出
第9章 明けない夜はない 創業100年目の門出 日比谷ソフトウェアと2020年4月に交わした再契約の後から着手した、2020年11月を見込んでいた優先順位の高いシステム開発の第一フェーズが完了…詳細を見る -
第32話:社員に語るトップの決意
社員に語るトップの決意 佐々木は複雑系と書かれたホワイトボードを見ながら言った。 「確かに。考えてみると、絶対に必要とは言えない機能や制約も多くありそうです」。 それを聞いた三上は、「山田さん、木村さん、朝会な…詳細を見る -
第31話:初めてのスプリントレビュー
初めてのスプリントレビュー 4月1日(水曜日)、呉服の桐生の会議室。この日の午前10時から始まったミーティングの参加者は、佐々木、加藤、前田、三上、そしてプログラマーである岡田、桜田、そしてコンサルタントの山田、木村で…詳細を見る -
第30話:グランドデザイン
第8章 パートナーシップ グランドデザイン 2020年3月19日(木曜日)、呉服の桐生に集まった佐々木と三上、加藤、前田は、開発に入る前に業務システム全体のグランドデザインを検討した。スクラムマスター…詳細を見る -
第29話:ビジネスという物語
ビジネスという物語 山田が一通りアジャイル開発に説明をしたところで、データモデリングの専門家である木村が、話に加わった。さらに、ちょうど別件の打ち合わせが終わった業務管理課の三上も席に加わった。会議室に入ってきた三上は…詳細を見る -
第28話:双方の義務と権利
双方の義務と権利 山田は、スクラムマスターとして、すでに大小数多くの現場を渡り歩いてきたという。 「アジャイル開発におけるプロジェクトマネジメントのあり方は、従来方式と大きく異なります。プロジェクトマネージャーの役割…詳細を見る -
第27話:新たな契約
第7章 プロジェクトの立て直し 新たな契約 佐々木は、総務部長の水沢に提出するプロジェクトの再提案書に次のような要素を盛り込んだ。 ・ベンターとの契約見直し 丸投げになるSIの契約を改め、ベンダー…詳細を見る -
第26話:アジャイル推進のかなめ
アジャイル推進のかなめ 2月28日(金曜日)、佐々木は、アメリカに戻る、というメールを遠藤から受け取った。20時を回った頃、高崎の本社から遠藤の携帯電話にコールした。遠藤が出た。 「先日の同窓会ではありがとう。あの後…詳細を見る -
第25話:褪せない着物の魅力
褪せない着物の魅力 2月26日(水曜日)の日中、日比谷ソフトウェアのプロジェクトマネージャーの前田は、催事で日本橋の直営店に来たという三上の誘いを受け、日本橋に出向いた。 直営店舗の一角にはステージが設けられ、来店客…詳細を見る -
第24話:発注者責任とイニシアティブ
発注者責任とイニシアティブ 同窓会の翌日、2月24日(月曜日・祝日)。もう一泊する希望に佐々木は、前日遠藤から聞いた話をかいつまんで話した。 人材がスキルを磨きながらキャリアアップしていく、雇用の…詳細を見る