第45回例会報告
2015年最初の例会は、2014年に活動した3つの分科会からの報告です。
各分科会は、ユニークな活動をしてきました。どの分科会も毎回非常に濃い内容。皆様とエッセンスを共有しました。
①パートナーシップ分科会
ユーザーとベンダーの良好なパートナーシップ構築を考える分科会。毎月、メンバーのユーザー企業から自社プロジェクトの失敗事例や
現プロジェクトで悩んでいることなどを発表しあい、参加メンバーが アドバイスをするという、コンサルテーションの場になっています。今回の発表では、分科会内で発表した7名のユーザーが、各社の事例と分科会内でつかんだプロジェクト成功のためのポイントを発表しました。
②企業の成長を支えるPMO分科会
欧米ではユーザー自身が担当するのが常識のPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)。日本ではベンダーが担当することが多いようです。PMO分科会では「システムイニシアティブ」を実現するために、発注者企業が主体的にプロジェクトを管理、運営するべきと いう考えのもと、欧米の最新事情と参加メンバーの事例報告から、日本型のユーザー主体PMOを議論しています。この議論の中間報告が行われました。
③IT部門の人材育成検討分科会(大阪)
大阪人材育成分科会では、IT部門の人材育成の1つのモデルとして伊勢神宮の式年遷宮をとり上げて調査と議論を進め、論文にまとめました。2015年には出版の予定です。例会ではこの論文を書いたメンバーからポイントを発表しました。
*講 師:
パートナーシップ分科会:佐々木典夫(座長・ITコンサルタント)+ユーザー7名
企業の成長を支えるPMO分科会:永谷裕子(座長・株式会社アスカプランニング)
IT部門の人材育成検討分科会:鈴木康宏(座長・株式会社日本公文教育研究会)+分科会メンバー