サイバー攻撃の「被災地」
―ランサムウェア脅威の実態とは―
2021年秋、徳島県にある地方病院が約2カ月にわたり、診察できなくなる非常事態に追い込まれました。原因はコンピューターウイルスによるサイバー攻撃。記者である私が現地で見たのは、大規模災害に見舞われた被災地と変わらぬ様相でした。手探りの復旧作業に希望をつなぐ一方、SOSが届かず鈍かった社会の動き。ユーザーとベンダー、中央と地方の格差…あらゆる問題が横たわっていました。
その現状を打破したのは、ある有志たちの行動でした。のちに日本の医療セキュリティを大きく変わるきっかけにつながったその一部始終について、お話しします。
講師 | 須藤 龍也 氏(朝日新聞社 編集委員(サイバーセキュリティ担当専門記者)) |
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略歴 | 1994年に朝日新聞社に技術職で入社。新聞制作、選挙システムの開発や運用に従事した後、1999年に記者職に転向。 東京本社社会部、特別報道部などを経て2016年から現職。最近ではLINEの情報が中国や韓国からアクセスできる状態にあった問題を特報(スクープ)し、2021年度の日本新聞協会賞を受賞。このほか三菱電機へのサイバー攻撃(2020年)、神奈川県庁のハードディスクが横流しされ転売された事件(2019年)などを特報した。 |
日時 | 2023年2月22日(水)18:00-20:30 |
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場所 | 【リアル開催】 エッサム神田 本社ビル3階 グリーンホール(開場は15分前となります) ※地図 → https://www.essam.co.jp/hall/kaijo/room/hansha_green.html ※交通 → JR神田駅 東口 徒歩3分、JR秋葉原駅 電気街口 徒歩6分、東京メトロ銀座線 神田駅 5出口 徒歩1分、東京メトロ丸の内線 淡路町駅 A2出口 徒歩5分、都営新宿線 小川町駅 A1出口 徒歩5分 ※今回オンラインはありません |
参加費 | 2,000円(個人正会員はご本人、法人正会員は1社2名まで無料です) |
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