BSI人材育成分科会2020年度活動報告および新規メンバー募集
2020年4月に設立した人材育成分科会は、当協会の名前にもなっているビジネスシステムイニシアティブを取ることができる人材を育成することをテーマとし活動しています。昨年度は、毎月一回の例会を12回、すべてオンラインで開催しました。
回数 | 実施日 | 主な議論内容 | 担当者(敬称略) |
---|---|---|---|
第1回 | 2020/04/14 | キックオフ(分科会の概要、スケジュール、目標) | |
第2回 | 2020/05/12 | BABOKについて | 清水(IIBA) |
第3回 | 2020/06/09 | 大学(院)での情報人材育成カリキュラム | 田名部(横国大) |
第4回 | 2020/07/14 | 中部電力の人材育成とCITP | 松田(中電CTI) |
第5回 | 2020/08/11 | デジタル時代のPMコンピテンシ | 佐藤(リクルート) |
第6回 | 2020/09/08 | ボトムアップ能力開発実践例 | 佐藤(リクルート) |
第7回 | 2020/10/13 | 青学大での社会人教育の事例(ADPISA) | 居駒(青学大) |
第8回 | 2020/11/10 | 東京海上日動火災でのITIL事例 | 角田(名経大) |
第9回 | 2020/12/08 | これまでのまとめ。成果物の議論 | |
第10回 | 2021/01/13 | BSI人材育成の問題点、成果物の議論 | |
第11回 | 2021/02/16 | BSI分科会今年度の成果物に関する議論 | |
第12回 | 2021/03/16 | BSI分科会今年度の成果物レビュー |
初年度は、現状をよく知り、BSI人材育成の問題点や解決すべき課題を抽出することを目標に前半は識者の講演+討論を行い7名の方に講演いただきました。後半は、分科会メンバーによって、問題抽出、課題定義などを行ってきました。この結果、BSI人材育成に関連する問題は日本国内固有のものが多く、国際的なスキル定義やベストプラクティスのみでは解決にならないこと。さらには、人間や、組織自体が現状の問題を正しく認識し、チェンジするという動機を持つことや、それらを組織の仕掛けにすることの重要性が分かってきました。昨年度の成果物は、現在仕上げ中で5月までに公開予定ですのでご期待ください。
2021年度も、人材育成分科会は継続して活動予定です。今年度は、昨年度、抽出した問題、課題への対応を議論し、成果物としてBSIA内外に発表することを目標とします。前半は、講演+討論で、最新の状況をインプットし、後半で本分科会の成果物を生成予定です。
人材育成分科会概要
テーマ | ビジネスシステムイニシアティブを実現する人材(BSI人材)の育成 |
---|---|
分科会での議論 | ・現状のユーザ企業、ITベンダーでの教育の実態、問題 ・BSI人材の備えているべきスキルセット ・BSI人材のキャリアパス ・人材育成に関わる各組織の関連。企業内の教育、教育業者、高等教育機関との連携方法等 |
開催期間 | 2021年4月~2022年3月 |
開催日 | 原則毎月第2火曜日 19:30~21:00 |
開催場所 | 当面はZOOMによるオンライン会議で開催 青山学院大学青山キャンパス内の会議室/教室。他のメンバー組織が会議室を提供できる場合には他会場で行うこともある |
募集メンバー | ユーザ企業、IT企業、コンサルタント会社、教育機関で本分科会のテーマに関心を持つ方 |
メンバーの役割 | ・参加者は必ず1回以上発言する。 ・事例発表などを担当する際には資料準備 ・例会後、当該テーマについての意見交換・フォロー(SNS) |
成果物 | DX時代に向けたBSI人材の現状の課題と今後の提言をまとめて成果物とする。 |
座長 | 居駒 幹夫(青山学院大学) |
コーディネーター | お申し込みいただいた方の中から募ります |
今年度からの新しいメンバーも募集しますので、ぜひ、奮って申し込みお願いします。今年度も当分はオンラインでの例会を開催しますので、東京圏の方だけでなく、遠隔地からの参加も期待しています。
本分科会へのお問い合わせはこちらからお願いします。