新ワークスタイル分科会開催趣旨
2020年の年明けの時点では大方の人々にとって想像もつかなかったような事態になりました。
COVID-19の世界的感染拡大と、それによる社会的インパクトです。
我が国でも多くの社会人や学生が STAY-HOME を求められ、自宅での勤務や学習を強いられています。そして、そのための環境の整備と成果が求められています。
テレワークについて言えば、1990年代半ばから話題となっていましたが、近年、小池東京都知事の「満員電車ゼロ」公約、国の旗振りによる東京オリンピック・パラリンピック開催時の混雑に対応するためのテレワーク推進などの施策が進められ、テレワークデイズが設定されましたが、社会への浸透は十分ではなかったように思います。
今回のCOVID-19の感染拡大は、一気にテレワークの浸透を進めましたが、実際にはテレワークを実施するための通信環境が未整備であったり、テレワークを前提とする規則等を整備しないままであったりして、十分に対応できていない組織もあったように思います。
このような働き方は、「これまでの働き方ができないからやむを得ず採用する。」というものなのでしょうか?
デジタル化が、「やむを得ず進めるべきもの」ではないように、テレワークを代表とするITを活用する活動の方法は、それによるメリットを十分に享受できるように、本来の目的である効率性や信頼性を高めるように使うものという認識が必要です。
本分科会では、New Normal の時代に想定しておくべき諸課題について整理し、一定の提案ができるような議論を進めることを目的とします。
新ワークスタイル分科会概要
テーマ | テレワークを始めとする新しいワークスタイル |
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分科会での議論 | IT環境を活用するワークスタイルに関して ・実践例と課題 ・利用可能なツール ・人的管理 ・業務管理 ・コミュニケーションテクニック ・その他関係する事項 |
開催期間 | 2020年7月 ~ 2021年11月 |
開催日 | 原則として毎月第2木曜日 |
開催場所 | オンライン |
募集メンバー | 本分科会のテーマに関心を持つ方 |
座長 | 土肥 亮一 氏(会計検査院) |
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