う ウォーターフォール開発(waterfalll開発)

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ウォーターフォール開発(waterfalll開発

システム開発プロセスモデルの一つで、上流から下流に水が流れるように一方向に工程が進んでいくことから滝を意味するこの名称で呼ばれる。このモデルを提案したウィンストン・ロイスの意図に反して、日本では、各工程はその都度完了(すなわち完成)していることを前提とし、前工程に戻ることを想定していない。一般的な工程として、「要求定義→要件定義→基本設計→詳細設計→プログラム製造(実装・単体テスト)→結合テスト→総合テスト→受け入れテスト→運用」がある。実際のプロジェクトでは各工程が時系列に確実に完了することはなく、例えば、上流工程の設計書をユーザーが見ても完成品の動作イメージがつかめないため、受け入れテストの段階になって自分のイメージと異なるシステムができていることに気づき、改めて 上流工程に戻り設計のやり直しが必要になるということも少なくない。つまりこの業界では、しばしば水は上方に逆流する。

出典 http://www-scf.usc.edu/~csci201/lectures/Lecture11/royce1970.pdf

 

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