第42回例会報告:埼玉県町村会「23町村中18町村が参加。国内最大規模の自治体基幹系業務システム共同化の経緯」

第42回例会報告

今回の講師は、埼玉県町村会参事情報システム共同化推進室長の市瀬英夫さんです。
タイトルは、「23町村中18町村が参加。国内最大規模の自治体基幹系業務システム共同化の経緯」~BtoBビジネスにおける業務統合を果たすには徹底的な現場での対話がカギ~。

埼玉県の各町村ITの現場では、専門のシステム担当不在の中、日々のシステム運用に加え、例年発生する法改正への対応と毎年5%の費用削減要請に苦しみ続けていた。町村全体課題への支援を行う埼玉県町村会 では、新たに情報システム共同化推進室を設置し、これらの課題への対応策として発案されたシステム共同化の実現のために協議を進めて行くこととなった。
二年半に及ぶ協議の末、ついに参加率8割近い日本最大級の共同化を実現し、システム担当者の協議機関設置、法改正対応への団体交渉実施、55%の圧倒的な費用削減を成し遂げた。
町村長、幹部(副首長、課長)、現場それぞれで関心事や判断基準が異なる中、トップダウンとボトムアップをmixさせた合意形成をコンサルタントとして支援し、この四月から室長となった市瀬さんからお話しをうかがいました。

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