第34回例会報告:超高速開発コミュニティ 「2014年のシステムイニシアティブ~新しいパートナーシップの構築に向けて~」

第34回例会報告

2014年1月例会は特別企画。パートナーシップをテーマにユーザーとベンダーを交えてインタラクティブセッションを行いました。
システムイニシアティブ協会の活動は、企業における情報システムの構築や利活用において、その当事者となるユーザーが主体性を持って取り組まなければICTを本当に生かした仕組みを構築できず、経営にも寄与できないという現実から、過度のベンダー依存から脱皮して使い手がイニシアティブを発揮することを啓発するものです。それは官民を問わず、そしてベンダーも健全性を取り戻して日本がICTで強くなることを願っての活動です。そのためにこの3年間はユーザーに焦点を当てて、主体的に取り組む事例を紹介しながらそのために必要な要素や環境つくりや手段などを共有し学んできました。

活動4年目に入る2014年は、ユーザーもシステムイニシアティブであるなら、ベンダーもシステムイニシアティブであって欲しいという考えから、双方が役割をしっかり果たす本来のパートナーシップを求めていきたいと思います。ユーザーの主体性の表れとして内製も一つの
手段ですが、内製だけで片付くものではありません。良きパートナーとの協働も必要です。優れたユーザーが優れたベンダーと協働する姿を求めていきたいと思います。

1月例会では2013年8月に設立された「超高速開発コミュニティ」の会員各社とその手法を使って協働開発したユーザーをお招きし、よきユーザーとベンダーの関係作りや協働のあり方をディスカッションしました。

まず、超高速開発コミュニティ幹事の贄良則さん(株式会社ジャスミンソフト代表取締役)から、超高速開発コミュニティの目指すところをご紹介いただいた後に、ブックオフコーポレーション株式会社の石毛信次さん、株式会社市進ホールディングスの今林豊さんから超高速開発ツールを使ったシステム開発の事例発表をしていただきました。

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ファシリテータの田口潤さんのリードで、会場全体でディスカッションを行いました。

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